第3話|サイクリングイベントディレクターへの道・泉ヶ岳ヒルクライム復活編

  1. あらすじ
  2. 泉警察署との担当者さんとのやりとり(2021年3月)
  3. 泉区役所 道路課に確認
  4. 現時点で相談や許可申請が必要な警察署/区役所
  5. 泉ヶ岳の工事状況の確認
  6. 今後やる事

あらすじ

第2話では泉ヶ岳の一部道路の使用許可について泉警察署に電話する所まで書きましたが今回はその続きです。
当時許可が下りなかった理由、住民からの苦情は無かったかを泉警察署の担当の方に聞いてみました。

泉警察署との担当者さんとのやりとり(2021年3月)

最初は、どなた様?みたいな所から話が始まったので、こちらが何者か、個人でイベントを企画しているが道路の使用許可について相談したい旨を説明したが、中々話がうまく進まない...。
次の切り返しで福島で公道を封鎖して競技を行った実績のある企業(LinkTOHOKUさん)と連携してこの企画を進めていて今回は私が動いている事を伝えたら少し状況が好転して、色々アドバイスをいただけました。
やりとりは個人でやる場合は結構難しさを感じる。企業や観光協会が絡んでいたほうが話が進みやすいんだろうなあ。
一個人で進めていたらこの辺で止まっていたかも知れない。あらためて道路封鎖を伴うイベントを実行する難しさを痛感しています。
道路の使用許可については申請内容に問題が無ければ、許可が下りる可能性がある事はわかりました。

(以下は泉警察署の担当者さんとやりとりをした2021年3月時点での情報)

  • 当時、大駐車場手前にある「スノーシェルター」を工事していたから許可が出せなかったのではないか。
    コースを一部変更して開催してみては、というアドバイスをしたが、そこで話が止まってしまったのでは、といったニュアンスのお話でした。
  • スノーシェルターの工事状況については、署のほうでは分からないので、区役所に確認して欲しい。
  • 泉ヶ岳大駐車場を使用するには、警察ではなく「管理者の許可」が必要になる。これは区役所に相談すると良い。
  • スプリングバレーまで行くと、道路によっては「大和警察署」の管轄になるので、こちらではコースを把握していないが内容によってはそちらの道路使用許可が必要になる。
  • 住民から苦情があったのか否かについては回答は得られなかった。

スプリングバレー仙台泉スキー場付近

地図の緑矢印はスタート地点からヒルクライムしてくる方向。ゴール地点のスプリングバレー仙台泉スキー場の先にも道が。 Googleマップより引用 https://www.google.co.jp/maps/

大和警察署云々の部分については管轄外なので詳しく聞く事は出来ませんでしたが、地図を見ると、スプリングバレーの施設から先にある「 県道147号線 」が宮城県黒川郡大和町方面に伸びているので、恐らくこの道の事なんだろう。
何にしても大和警察署に確認してみないと。

Googleマップより引用 https://www.google.co.jp/maps/

泉区役所 道路課に確認

大和警察署への確認は後日にまわして、次に泉区役所 道路課に電話。
泉ヶ岳大駐車場や使用するにあたり許可が必要なものがあるか聞いてみました。

短くまとめると以下の内容。

  • コース上に看板や案内板を立てる場合は、道路を使用する許可が必要。
  • 申請する際「 コース上に設置する位置や幅などが分かる資料の提出 」が必要になる。
  • 看板等を立てない場合は 区役所での申請は不要。
  • 「 泉ヶ岳大駐車場の使用許可 」は、泉区役所ではなく本庁舎の「 観光企画課 」に相談する。

場所的に駐車場の使用許可は泉区役所だと思っていたけど、まさかの別区役所...。
泉区役所1つで済まなくなりましたね。手続きが必要な区役所が増えました。

現時点で相談や許可申請が必要な警察署/区役所

今現在、相談や許可申請が必要な警察署/区役所は全部で4つ

  1. 泉警察署
    (具体的な計画が出来たら道路使用許可を取るための資料提出や相談)
  2. 大和警察署
    (スプリングバレー駐車場付近をゴールとした場合、道路使用許可申請が必要になるのかを確認する)
  3. 泉区役所 道路課
    (道路に案内板を設置する場合の相談。スノーシェルターの工事状況の確認など)
  4. 本庁舎の観光企画課
    (泉ヶ岳大駐車場、スプリングバレー駐車場使用許可の相談)

今は必要な許可がどの程度あるかの確認優先で進めていたけど、やはり先に見える形の資料を作って提示できないと直接相談しに行ってもあまり話が進展しなさそう。これはお役所回りをする前に(泉ヶ岳のスタート地点はあまり人を密集させられないので)どの場所に出走者を集めてスタート地点まで誘導するか等、実現できそうなプランを作ってからのほうが良いだろう。周辺地域を確認して場所を提供してくれそうな所を探さないと。

泉ヶ岳の工事状況の確認

2021年4月に、泉ヶ岳で工事されている箇所があるか確認する目的で、麓からスプリングバレーまで車で見てきました。
(細かい路面状況の確認は後日)
泉ヶ岳大駐車場手前の「 スノーシェルター 」は、片側1車線の道路が、どちらも通行できるようになっていました。 シェルター内。去年ミニベロロード(CYLVA F8F)で走った時は、左側の歩道が砂まみれでしたが、キレイになっていました。
工事は終わっているように見受けられるのですが、念の為、区役所に相談に行く時に確認しよう。

スプリングバレー仙台泉スキー場前。
ヒルクライムを終えて休憩しているチャリダーやバイク乗りの方が何人か居ました。
撮影した日は週末でしたが、ロードバイクでヒルクライムしている人が多かった。

今回はここまで。次回につづく。

今後やる事

確認する事がまた増えました。

  • 参加者を当日どこに集合させて、どうやってスタート位置まで誘導するのか検討。
  • 必要な許可を整理する
  • 泉ヶ岳大駐車場とスプリングバレー駐車場の使用許可を仙台市内にある本庁舎の「観光企画課」に確認する。
  • 大和警察署に道路の使用について確認。
  • 使用するコースの細かい状態を、時間を見つけて実走して確認する。例えばグレーチングの溝にタイヤがハマってしまうような箇所は無いか、アスファルトが荒れたり穴が空いていないか等。

これから泉ヶ岳ヒルクライムに行く方へのお願い

泉ヶ岳の麓〜大駐車場〜スプリングバレー正面付近までの間をロードバイクで走行中に(路面が荒れていたり、割れていたりして)危険と思われる箇所に気づいたら「 やまライダーのTwitterお問い合わせForm 」から情報をいただけると助かります。
コースの確認は今後必要になり危険な箇所は潰していく必要があるのですが、私一人で確認するより複数で確認したほうが見落としが少なくなると思いました。
ご協力いただけますと幸いです。

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書いた人:やまライダー

やまライダーは、ロードバイクやミニベロでヒルクライムを楽しんでいる、速くないけど坂を登るのが好きな「 坂バカ系ミニベロヒルクライマー(チャリダー) 」です。
仙台市でシステム寄りのWebディレクター兼ブロガーとして働きながら嫁と一緒に子育て奮闘中!
タスク管理ツール「Todoist」でガントチャートが作成ができる補助ツール「Todoist ガントチャートコンバータ」作者。
鳥が好きでキンカチョウ(錦花鳥)を飼っています。

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